【ツアー報告】その6世界遺産アルベルベッロと白亜の町並み、エメラルドグリーンの地中海 南イタリアサイクリングツアー 2016年9月11日(日)~20日(火) 10日間
世界遺産アルベルベッロと白亜の町並み、エメラルドグリーンの地中海
南イタリアサイクリングツアー
2016年9月11日(日)~20日(火) 10日間
ツアーレポート その6(最終回)
青い空白い雲、エメラルドグリーンとコバルトブルーの海、緑のオリーブ畑
イタリア半島ブーツのかかとにあたる、プーリア州への10日間のサイクリングツアーのレポート その6 です。
ツアー8日目サイクリング6日目、オートラント~レッチェ。
ツアー6日目までのイオニア海のエメラルドグリーンに対して、今日はアドリア海のコバルトブルー
の海岸線50キロを走りました。
昨日の到着時は、ゲリラ豪雨で写真も撮れませんでしたが、泊まったホテルはこんなに素敵な
御城のようなホテルでした。
朝食も、クラッシクな雰囲気のピンクのダイニングでいただきました。
サイクリング最終日のコース説明とブリーフィング中もとってもいい天気
最終日にふさわしい快晴でした。
靴の中までビシャビシャでしたが、何とか夜のうちに履ける程度に乾燥できました。
美しい松並木の中をスタートする様子を動画でどうぞ
https://www.youtube.com/watch?v=5IT3ZA5RNKU
街を抜けて、サイクリングルートを走ります。
ちょっと見にくいですが、上から2番目の標識がサイクリングルートの案内です。
糸杉の並木の走りやすいコースの様子を動画でどうぞ
https://www.youtube.com/watch?v=PDREjhfvfiE
サイクリングルートは、アリミーニ湖へのダートコースも走ります。
日曜日なので、地元のMTBクラブ2組と出会いました。
木漏れ日の小径を走るのは、とっても楽しかったです。
賑やかなマウンテンバイカーが待つ、アリミーニ湖へ到着の様子を動画でどうぞ
https://www.youtube.com/watch?v=_yGoMowXH2I
こんな感じの静かな湖なんですが…
森を抜けて、オリーブ畑の中を走ると、昨日のゲリラ豪雨の影響で
石灰岩質の畑の土が流されて、畑の中にも川の後がありました。
快晴の空と緑のオリーブ畑を走る動画をどうぞ
https://www.youtube.com/watch?v=ezUJeMh7ttY
オリーブ畑が徐々にカルスト平原になり、平原がアドリア海に至ると、
見たことがないコバルトブルーに出会います。
息をのむ美しさでした。
海岸線は、石灰岩の岩壁を侵食し、いくつもの洞窟を作っていました。
ロッカという町にあるこの洞窟群には、プールのようになった入り江もあり
飛び込みの名所にもなっていました。
動画でどうぞ (動画はこちらからどうぞ)
ちょっと小腹もすいたので、果物もいただきました。
昼食は、海辺のシーフードのお店でした。
看板に、ウニの写真が載っていました。
殻付のウニを目の前で剥いてくれましたが、正直なところ日本のウニの方がやっぱりおいしかったかな。
でも、イタリア人には大人気で、ウニの殻の山が出来てました。
タコやイワシのマリネ
生ウニに生ガキ
シーフードのフライ!!美味しかったです。
こんな景色を眺めながらのランチでした。
ランチの後、アドリア海沿いのサイクリングは、おしまい
最後のシーサイドランを楽しんだ様子を動画でどうぞ
https://www.youtube.com/watch?v=R4Xhhy0ZUI8
海岸を離れて、サイクリングコースをレッチェに向かいます。
最高の天気のもと、サイクリングを楽しんでいるのは、我々だけではありません。
動画でどうぞ
https://www.youtube.com/watch?v=t2pw2hLFgv8
とうとう、サイクリングのゴール、レッチェの町に到着
動画でどうぞ
https://www.youtube.com/watch?v=spCMe_wGiwA
「バロックのフィレツェ」とも呼ばれるこの地方の石灰岩、凝灰岩を使った町並みは
気品を感じる街でした。
6日間350キロのサイクリングを皆さん無事完走されました。
この夜は特別なディナーをケイコさんが用意してくれました。
旧市街の真ん中の由緒あるレストランで、食事の前に、この地方の民族音楽と踊りのショー
を貸切で用意していただきました。
ギターとタンバリンで演奏される音楽は哀愁にとみ、最後の夜を演出してくれました。
一転して、この地方で魔除けや悪魔祓いにも使われた、音楽と踊りは激しく、心に入り込んでくるような
シャープさも併せ持っており、トランス状態に至って、神がかりの踊りとなります。
皆さんも、タンバリンをもって、最後の夜を楽しみました。
その後、レストランのテラス席で最後のイタリアンフードを満喫しました。
そして翌朝はいよいよ旅の最後です。
9日目は、」レッチェのホテルで、朝食をとった後、専用バスで、バーリーへ移動です。
ホテル・プレジデント・レッチェは、古き良き70年代風の落ち着いた気品あふれるホテルでした。
いよいよ、ケイコさん、パオロさんともここでお別れ
バーリーの空港から、ローマに向けて出発です。
ローマで成田行きアリタリア航空に乗り換え
台風が心配でしたが、成田には翌日約30分遅れでしたが、無事元気に帰国しました。
10日間の長い旅行でしたが、あっという間に過ぎ去ってしまいました。
我々の為に、いろいろと気配りをしてくれた、現地ガイドのケイコさんとパオロさんのアテンドもよく
ただ1度だけ雨に会いましたが、天気にも恵まれ、美しいイオニア海のエメラルドグリーンと
アドリア海のコバルトブルーを思う存分楽しめた
最高のサイクリングツアーでした。
おなじみ勝手にしまなみ