初ツアー しまなみ海道サイクリング
CTJ主催のはじめてのサイクリングツアーが無事に終了しました。
17日は朝6時にJR木津川駅を出発。JR奈良駅は6時30分、JR天王寺駅は7時30分に出発しました。天王寺では、お一人がパンクでぎりぎりの時間でしたが、他の皆さんは集合時間のかなり前に来ていただけ、自転車の積み込み作業も順調にさせていただきました。
途中、2箇所の休憩と車中での昼食という、ハードスケジュールでしたが、予定の12時には尾道に到着。皆様は、サイクルモードのイベントに参加していただき、忘れ物のグローブやお目当てのウエアーを早速お買い上げになっておられました。
スタッフは、34台の自転車をトラックから降ろして、ご希望のお客様には、ポジション調整や全く初めてのお客様に、変速やブレーキングの講習に大忙しでした。
13時には、嶋村インストラクターの走行についての注意を聞いていただいた後、フェリー乗り場に出発。まず、尾道から向島への短い船旅からスタートです。
向島は足慣らし、しまなみ海道の6個の橋のうち最初の因島大橋を渡って、因島へ。
最高の天気と心地よい風の中を快走です。心地よい風も向かい風は自転車の大敵。生口橋へののぼりもあって、どんどん走行速度は落ちて、12-3キロになってしまいました。
因島を回り込むところに生口橋への入り口が有るのですが、ここでは風が一瞬追い風に・・・
その追い風に押されて、大きく伸びた車列になり、4-5名の方が入り口を見過ごして、ミスコース。私が必死で追いかけて、ストップをかけましたがざっと2-3キロは余分に走ってしまいました。
橋をバックに皆さんのかっこよく走る写真を撮っていて、ちょっと目を放した隙の失敗でした。
本当にすみませんでした。
生口島では、風とだらだら坂に悩まされながらも、たのしく気持ちよいサイクリングが続きました。
ご夫婦でご参加の7組のお客様に共通して、なぜか坂道では奥様の方が優位なようでした。
瀬戸田のおみやげ物屋さんで、伯方の塩シャーベットやはっさくシャーベットとが大人気。 残念ながら、迎え風のせいで、耕三寺や平山郁夫美術館には立ち寄れませんでしたが、
サンセットビーチの海岸線は筆舌に尽くしがたい美しさでした。
多々羅大橋が見えてきた頃には、まさに美しい夕日が橋をシルエットに浮かび上がらせ、サンセットビーチそのものでした。
時間的に予定していた、大三島の北西海岸のコースは時間の都合でカットし、道の駅多々羅しまなみ公園で1日目のサイクリングは終了。約45キロの行程でした。
皆さんは、ここからバスで、マーレグラッシア大三島へ移動して入浴。スタッフは、自転車をトラックに積み込み、宿泊地の大三島ふるさと憩いの家に移動。皆さんも、お風呂の後、バスで憩いの家へ。 憩いの家は木村佳乃主演の映画「船を降りたら彼女の島」のロケ地になった廃校になった木造校舎を宿泊施設にしたノスタルジックな宿で、みなさん子供時代を懐かしみつつ、お休みになりました。
2日目は、バスで出発。日本総鎮守の大山祇神社を見学。再びバスで移動の後、昨日サイクリングを終えた道の駅から9時半に再スタート。ただし、お二人はバスでの観光を選ばれ、28人での出発です。この日は、サイクルモードのサイクリング参加者の方たちが、同じコースをガンガン飛ばしておられるので、昨日以上に車列を整えて、一列棒状で走りました。大三島大橋、伯方大島大橋を渡って、色づきはじめたみかん畑を見ながら、大島の急坂をえっちらおっちら登ります。お一方は、ここでリタイヤ。無理せず、楽しくサイクリングが身上のわがツアーは、リタイヤがいつでもできるサポート体制。最後の来島海峡大橋を自転車で渡っていただけなかったのは残念ですが、無理せず楽しく、ええとこどりで満足満足!
もう一方は来島大橋直前でパンク! 即、対応をさせていただきましたが、1本の金属片を取って
チューブを入れ替え、空気を入れたらまたパンク!もう1個金属片を拾っていたのを見落とした私のミスで20分のロス。ご迷惑をお掛けしました。
来島海峡大橋は10キロに及ぶ長い長い橋。気持ちよい向かい風(?)の切り裂いて、12時30分に四国側のサンライズ糸山到着。2日目の約35キロのサイクリングを終了。今治国際ホテルで入浴と昼食。もう後はバスの中でゆっくり帰るだけの皆さんは、湯上りのビールと豪華昼食を味わって、14時30分には出発。
途中、1000円高速のおかげの渋滞に巻き込まれながらも、20時には天王寺、21時奈良、21時30分木津川到着。
関西からもうすこし近かったらいいのに、とおもいつつ、皆様のご協力でいいツアーが出来ました。ご好評につき、このしまなみツアーは、季節を変えてまた考えます。