サイクリングと新型コロナウイルス感染対策(Ver.4)GWの過ごし方

4月7日緊急事態宣言からいい感じで、外出の自粛が定着してきていますが、人と人との接触を7割~8割削減するところまでは、とどいていないようです。不要不急の外出を自粛するよう求められています。自分が感染者かもしれないという意識で行動することが重要です。一方で「コロナ疲れ」「コロナ鬱」の心配も出てきました。宣言下であっても一定の条件下でジョギングやサイクリングは容認されています。感染予防の正しい知識を身に付けたうえで、十分な睡眠をとって、感染予防と共に免疫力向、健康維持を心掛けましょう。

感染を防止するためには、「三密」を避けることが重要です。 三密とは、
1.    換気の悪い密閉空間
2.    多数が集まる密集場所
3.    間近で会話や発声する密接場面

第一の選択はSTAY HOME 「外に出ない」です。
医療従事者の方々のご努力には感謝し、この非常時にさらに医療崩壊を助長する、救急搬送を伴う怪我や事故には特に気を付けて、コロナ退散とコロナストレス撃退を達成しましょう!!
コロナ疲れで知らないうちにメンタルが壊れてきているかもしれません。
些細なことで他人にあたったり、大声を上げてしまう。日頃しない過激な内容のSNSの書き込みをしてしまう。新聞やテレビ、ネットでのコロナ関連記事が読めない。などが現れたら、まずは気軽に、カウンセリングを受けましょう。
新型コロナウイルス感染症関連SNS心の相談 https://lifelinksns.net/

●    外出せず室内での、トレーナーを利用したトレーニングを第一の選択肢としてください。
Zwiftのようなアプリでも楽しめます。 https://zwift.com/ja
●    宣言解除を夢見て、サイクリングの計画をたてましょう。まずは、1-2時間のソロライドを想定して、地図アプリを使ってコースを作ってみましょう。(Garmin connect Ride with GPSなど) Ride with GPS  https://ridewithgps.com/

「どうしても」という時の第2の選択肢ソロライド(同居の家族とのファミーリーライド)の注意
メンタルが傷ついて、室内のトレーナーや計画作成でも、解消できない時のみ、ソロライドに出かけましょう。
●    十分な睡眠をとって、いつもよりは少し軽めのサイクリングを楽しみましょう!
ストレスの解消には、屋外でサイクリングを楽しむのは大変有効です。ただ、事前に十分な睡眠をとって、軽めのライドで疲れすぎないよう短時間(1~2時間)のサイクリングにしましょう。家を出てから帰るまで10名程度の自転車としか行きかうことないコースを選ぶのがベストです。手袋は指ぬきでない物を使用しましょう。
●    コロナ疲れでにわかサイクリストが増えて、もらい事故のリスクがあります。特に十分な距離を取りましょう。
●    ファミリーライドでは、走行中の会話がしたくなりますが、絶対にやめましょう。どうしてもしたい場合は、インカムや
スマホインカムアプリを利用しましょう。 スマホインカムアプリの一例 https://lalpebike.com/zello/
●    食事、休息時には、丁寧な手洗いを心掛け、他者とは十分な距離をとりましょう。
走行中の感染リスクはほとんどありませんが、途中の食事、休息時には一定程度の感染リスクがあります。手洗いを頻繁に行い、他者とは十分な距離を取り、間近での会話はやめましょう。接触局面では、こまめなマスクの着用も有効です。
●    「コロナ巣ごもり」のストレス解消のためにソロライド中に、仲間と出会う事があっても、あいさつ程度でソロライドを続けるようにしましょう。
●    帰宅後は、うがい手洗いをして、その上でヘルメット、サングラス、スマホやバイクは次亜塩素酸ソーダ(0.02~0.05%程度に希釈)やアルコールで消毒しましょう。
次亜塩素酸ソーダ消毒液の作り方
https://www.city.kashiwazaki.lg.jp/material/files/group/20/jiaensosannatoriumusyoudokueki.pdf

グループライドの自粛
グループライドは緊急事態宣言下では感染防止の観点から避けてください。湘南のサーファーのような見識の無い行動は慎みましょう。また、緊急事態宣言の解除後や対象地域以外でのグループライドもできるだけ自粛しましょう。
グループライドをどうしても行う場合は、ソロライドでの注意に加えて、以下のような注意点をメンバー全てが正しく理解しお互いに確認し合うようにしましょう。(参加人数は5名程度までとし、それ以上の場合はグループ分けをしましょう。)
●    他者とは十分な距離(2メートル程度)を取りましょう。
出発前のブリーフィングや食事休息時には、それぞれ2メートル程度の間隔を取るようにし、密集は避けましょう。
ライド中は適度の車間距離を取り、当然並走での会話は厳禁です。
●    間近での会話、大きな声での指示や注意喚起は出来るだけ避けましょう。
出発前にマスクをして、それぞれが距離を保ってブリーフィングを行いましょう。
ライド中の大声での注意喚起を避ける為にハンドサインをメンバーで共有しましょう。
食事休息時もお互い距離を保って小声で会話を楽しみ、出来れば、走行中はインカムや無線機、スマホインカムアプリを利用しましょう。(インカム、無線機、スマホの消毒も忘れずに!)
●    サイクリング中と帰宅後は、ソロライドの時以上に手洗い、うがいを頻繁に行いましょう。一定距離を保っていても一人の時よりも大きなリスクがあります。サングラス、ヘルメット、スマホ、バイク等使用した用具は帰宅後十分消毒し。ウエアや手袋、タオルは洗濯しましょう。

政府の緊急事態宣言の内容を正しく理解し、順守しながら、自分の身を守り、他者にも配慮を怠らず、感染予防を徹底し、コロナに打ち勝つ免疫力、体力を身に付けこの難局をみんなで乗り越えていきましょう。