イタリアサイクリング旅行 その1 2012年9月8日~17日
イタリアサイクリング旅行
2012年9月8日~17日
サイクリングツアーズジャパンの旅行クラブ「CTJ倶楽部」で
北イタリアのドロミテ山塊をスタートしてアドリア海のベネチアまでの400キロを
7日間で走ってきました。
参加者は私を含めて13名でしたが、前日にお1人が練習中の事故で直前キャンセル。
12名でのツアーとなりました。
関空からフィンランド航空の直行便でフィンランドのヘルシンキまで10時間の空旅です。
参加者の方は、中高年の方が中心ですが、しっかり現役の方も、このツアーのためにお休みを取っての
ご参加です。
機内でも和気あいあいのメンバーでした。
ヘルシンキの気温はなんと9度!!わずか1時間の乗り継ぎでミラノに向かいます。
合計14時間半の空のたびで、夕方にはマルペンサ空港に到着。
早速、貸切のバスに荷物と自転車、12名が乗り込んで、出発地ボルツァーノまで3時間半のバス。
この日の夕食は、ヘルシンキからミラノの機中軽食の他に、途中のSAでサンドイッチ。
早速、本場のエスプレッソと生ハムのサンドイッチでした。
ボルツァーノの街の真ん中、駅前のHotel Alpiと言う4ッ星ホテルに宿泊です。
朝食を済ませて、翌朝8時半には、現地ガイドの桂子さんと合流。
時差慣らしのための、ボルツァーノ近郊40キロのサイクリングです。
コースの大半は、整備の行き届いた自転車専用道です。
自転車は日本からの持ち込みが2台、ロードのレンタルが6台、クロスバイク4台です。
ガイドのケイコさんは、電動アシスト付のクロスバイク。
サポートは、ベンツの大型バン(1.5トン)が伴走しました。
自転車のポジショニングには、一汗かきました。
男性のロード1台は、ヘッドパーツの不具合、女性の方のロード1台は、欧米人用で
トップチューブが長く調整できず、日曜でお店が休みの為、1日辛抱していただき
翌日自転車店でステムとヘッドパーツを購入、交換しました。
レンタルのクロスは21段のヨーロッパタイプのクロスでタイヤは32Cでした。
ロードは、25Cを装着されていました。
表紙にも使ったこの写真はボルツァーノの中心、ワルサー広場です。
まずは動画でその様子をどうぞ
http://www.youtube.com/watch?v=HT3XVzh66qo
右側通行に慣れないと・・・
天気は最高!標高が高く(400m)空気がきれいなので、緑がとても美しく見えます。
町を出ると、周りの景色は南チロル地方のワイン畑とりんご畑が広がるカール地形の谷が続きます。
自転車道の向うに見えるのは、ヨーロッパアルプス、ドロミテの山々です。
動画でもどうぞ
http://www.youtube.com/watch?v=RS_7PhFEMzo
街から約20キロ離れた、ワイナリーを訪問。
少しだけワインの味見をさせていただいた後、裏のブドウ畑でワイン用のぶどうを試食しました。
食べても本当においしいワインでした。
皆さんおみやげのワインを買ってサポートカーに預けて、昼食にむかいます。
田舎町を抜けたドロミテの山々を望むレストランで昼食です。
お店の看板は、もちろんブドウでした。
レストランからの絶景です。
昼食の後、ボルツァーノへ戻る道は、軽便鉄道廃線跡で、なだらかな下り道が続きます。
道端には、りんご畑が広がり、ビールの苦味付けのホップも自生していました。
軽い足慣らしの40キロでホテルに戻って、夕食までに標高1200mのリッツェエンまで
ロープーウエイで登りドロミテの山々を眺めに行きました。
その前に、イタリアの午後の楽しみ、ジェラードです。
ロープーウエイの駅には、かわいい自転車が止められていました。
ロープーウエイの頂上駅オベルボーゼン(1220m)からは登山電車に乗り換え
コルベンステインまでドロミテノの山々を車窓から楽しみました。
あまりに雄大で、とても写真ではその美しさがわかっていただけないのが残念です。
この日の夕食は、ボルツァーノ市内の地ビール醸造所併設のレストランです。
ボルツァーノはオーストリアとの国境近く、チロル文化も色濃い町で、当然ワインだけでなく
ビールも激ウマでした。
特別料理の子豚の丸焼きをビールでおいしくいただきました。
その2に続きます。